地元でボランティアをされている中村さんにじっくりとお話を伺っ ていました。
過去2度お会いしているのですが、 どちらもバタバタと落ち着かず。
地域における問題解決の大きなヒントがあるのでは?と直観し、 再アタック。
4/10(日)のプチ講演&討論会の詳細も詰めてきました。
ハッとさせられる視点もありましたので、報告します!
地域が抱える課題と解決のための行動
1.老人の私欲が世の中をダメにしてきた。
(ダメというのは主観的な表現ですが、ママで書きます。)
老人は変化を望まない。
不確かな「より良く」よりも確かな「このまま」を選ぶ。
戦後(ほぼ)ずっと、保守政党を自ら選んできた。
結果、ここ20年平気で赤字国債を発行し、( 経済成長への期待と共に)その額を積み上げてきた。
「国債=悪」とは思いませんが、 平気で収入を収支が上回る赤字予算を組み続けてきたのも事実。
それを許してきたのは今の中高年層。
多数派(=票)である高齢者に聞こえの良い政策ばかり。
それに甘んじてきた。
メリットは与党と高齢者へ。
その結果が、1, 400兆ある日本の貯蓄の多くをまかなう高齢者の資産。
自分たちは安心。
多少色が付きましたが、こんな感じです。
高齢者は弱者ではなく、今の世の「アンバランス」 の原因を作った強欲者だという論。
これからどうすべきか?
話し合いました。
「アンバランス」の解消のために、 高齢者パワーを積極的に活用する。
しかも、あらゆる世代が強みを生かし合って。
では中村さんが考える世の中の「アンバランス」とは…?
2.子育ての問題
船橋でも幼子を預けられないケースがあるとのこと。
高齢者をスタッフとして雇用し、 形に囚われない民間主導の施設が必須。
先日の「保育所が足りない!」 の記事の案とほぼ同じです。
中村さんは、図書館活用やベビーシッターの形態をお考えでした。
近所の「顔見知り」の利点を生かした、安心して利用できるサービス。
やはり課題は運営面。
補助や寄付に頼るより、「進んで手伝いたくなる活動」 にする工夫が必要です。
思わず手を伸ばしたくなるようなプロジェクト…うーん。。。
3.若年失業者の問題
覇気がない。
目に光がない。
希望がない。
中村さんから見た「働かない若者」像です。
地元にもいます。
もっと明るい未来を自分で思い描き、チャレンジするために
高齢者の経験や知識を生かしたアドバイスを!
今までのキャリアやノウハウを失業者と共有し、 挑戦する気持ちを奮い立たせる。
確かにハローワークの20代のスタッフより、 そばの70歳の方のお言葉の方が
ずっと重みがあります。見てきたものが違う。
誰が、どこにその場を作るのか?
4.議員さん
話していて湧いた私の意見です。
「地域活性化」が軽い。
自分自身、地域を元気に!なんて簡単に言ってしまいますが、これはズシリと重いこと。
票を集める美辞麗句であってはならない。行動を示すべし。
地域も活性化も、「無条件で良いイメージ・ランキング」の上位にくる便利語。
聞いただけで「おぉ~」と思ってしまいます。
しかし!
見るべきは「具体的に何をするか」。
標語ではなく行動を見なければなりません。
1期目に実績はないですが、ビジョンは必要。
修正上等の選挙公約ではなく、志を示すべし!
全ての仕事人に共通です。
口先だけでは信用されない。逆効果ですらある。
補足.日本の高齢者は働き者!
明るい話題です。
実は日本の高齢者の就業率はとても高いのです。
こちらのデータをご覧ください。
60~64歳は先進国で1位!
65歳以上も韓国についで2位!
しかしながら退職後では30%を切ります。
まだまだ伸びそうです。
私の家の前でも毎日活動される「スクールガード」さん。
小学生の登下校を見守ります。
4/10(日)講演&討論会のお誘い
以上はあくまで中村さんの情熱の一端に過ぎません。
地域で働く高齢者ボランティアの声を聞き、
さらなる「人口構造の変化」 を迎えていく社会を一緒に考えませんか?
お申込はこちらのサイトまたは私宛にお願い致します(残席3)。
詳細は以下の通りです。
★第5回実戦!マーケティング部「人口構造の変化とあなたの業界」
・4/10(月)15:00~17:30
※東京メトロ東西線「日本橋駅」下車⇒丸善となり
東京都中央区日本橋2-3-6 日本土地ビル地下1F
・場所代+コーヒー代で1,500円
【ねらい】
高齢化や生産年齢人口の減少など「人口構造の変化」が
一人ひとりの業界・会社・仕事にどう影響していくかを全員で考えます。
メンバーは10人前後を想定しています。
中村さんには、退職後の働き方、日々のボランティアを通して感じておられること、ご高齢の方だからこそ地域でできること、伝えたいことを30分ほどでお話頂きます。
【食事会】
18時~20時
※会場は決まり次第、追ってご連絡申し上げます。
【お問合せ・ご連絡先】
安藤Facebook宛メッセージ(下記のコメントでもOK)
またはメールにて⇒ando.shinsaku1231@gmail.com
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