男二人でコトラー飲み。
使っていない人の方がずっと多いのです。
四半世紀もの間、 保険業界ひとすじで活躍されている大先輩にご一緒頂きました。
マーケティングとは!?保険市場のこれからは?
Facebookとどう付き合うか?(個人趣味)など。
3時間、熱~く語ってきました。
焼鳥とともに
ホワイトデー商戦で賑わう東京にて
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
1.マーケティングとは新しい価値を生み出すこと
専門家からすれば「今さら…」な定義かもしれません。
しかし!
“顧客にとっての価値は何か”(ドラッカー)
これは新しいサービスを始める時に、 そして事業を定期的に見直す際に最も重要な問い。
いつも考えています。
リサーチや企画だけではありません。
お客様に「おぉ~!」という「期待以上」を感じて頂く工夫。
「何を求めているのか?」聞き、その実現方法を考え抜くこと。
それがマーケティングだと考えています。
新しいものを創ることはいつだってワクワクします!
2.保険業界は縮小する?
確かに人口減は痛手。どの業界でも共通です。
生保ではお客様の理解・意識が高まり、「おまかせ」 が減ってきています。
本当に必要なものだけで良い。
ムダなものはどんどん見直され、カットされています。
昨日出たケースの1つ…独身者の保険。
入社時に加入したまま、「死亡時に◯千万円支払われるから安心! 」がまだ多いです。
特別な事情があれば別ですが、
親御さんが望まれているのは我が子が生きることであり、多額の保険金ではありません。
某生命保険会社の今年の目標は“ 営業職員の5年間の在職率を20%に!”です。
ノルマが厳しく、5年で8割以上の社員が辞めていく現実の裏返し。
社員にとって-「契約」だけが目的に→強引なやり方→ お客様のイメージ悪化→相談しづらい
今だに残るこの悪循環を身近なところから断ち切ります!
一方損保は、個人・ 法人のリスク管理意識の高まりからニーズは増えると見ています。
自分と相手を守るための手段として。
あらゆる行動が保険でリスクヘッジされるようになる。
3.金融リテラシーと学びの場
年金不信や教育資金に対する不安。
身近な疑問が解決されていない現状。
株で損した話も珍しくありません。
金融に関する知識は、安心して暮すためのベースになります。
皆でお金のことを学ぶ場を作ろう!
ずっと考えていたことですが、先輩も企画されていたようです。
これからの金融関係者は「教える」という姿勢ではダメ。
「一緒に学ぶ」でなければ。
お客様に聞いた事例こそ、最高の学びです。
遅くとも30歳までに形にします。
その具体的な方法をアレコレ思案中です。
番外.Facebookは排他的?
Facebookはリスクテイク。
「実名プロフィールの危険<情報公開のメリット」成り立つ人だけが使う。
新しい何かを成し得たい人、新しい関係を必要とする人です。
今までと同じで良いならば、 敢えて本名を公表することに価値はありません。
だからそろそろ伸びは鈍化する気がします。
ただし、ある程度「カベ」を作れる企業の利用は増えると見ています。
日本人は「ウチ」に「ソト」を持ち込みたがらない。
周りの目を気にせず活動したい。
これが多数派意見だと思います。
自分が使っていると「あたりまえ感」が生まれますが、
従って個人利用のFacebookはよりローカル化、 グループ化されていく。
オープンに!と言っているものの、現実的には排他的になる。
例え沢山友人ができても、結局-
「ネットでの交流頻度は、普段どれだけ会っているかに比例する」
日本では、現実でのつながりをより密にする役割が中心になる。
勿論、新しい出会いもあります。
使い方は人それぞれですね。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
あっという間の3時間。
いつもフラットな目線でお付き合い下さる先輩に感謝です!
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