保育園に入れない!!
現状を受け入れざるを得なくなる。
友人の福田さんのブログに生の声を聞き、
自分に何ができるかと考えました。
お子様がいらっしゃる方のみならず、
全ての方が共有しなければならない課題です。
不安があっては、なかなか子どもを持とうとは思えません。
安心して暮らせるからこそ、仕事も頑張れる!
安心して暮らせるからこそ、仕事も頑張れる!
結婚しないこと、子どもを持たないことも一つの選択肢。
それでも他人事ではいけない!と、独身の身ながら危機感を持っています。
冒頭の福田さんには1歳3カ月の娘さんがいらっしゃいます。
待機児童数ワースト1位の横浜市にお住まいです。
探せど探せど保育所が見つからない。
仕事を辞るか、引っ越しをすべきか…
こんな状況、あってはならないと思うのです。
出生率低下で大変!高齢者ばかりになる!
と報道される一方で、現場のサービスは全く足りていない。
常々申し上げる通り-
一時の補助金はそれでおしまい。
有難味はすぐに忘れられる。
根本的な解決にはなりません。
さらに政府は幼保一元化を進める中で、民間の保育所の参入の邪魔をしています。
「私たち(国)がやるから邪魔しないでください」
…それはなしです!足りていないから民間がやろうとするのです。
それが社会問題であり、ニーズ。
まず自分にできるのは、このような現状を正しく伝えること。
どうしてもメディアでは偏った報道になりがち。
小さな声を個の立場から広めていくことです。
教育資金のプランニングも、まず任せられる場がなければはじまりません。
そして、すぐにはできませんが、地域に保育の場を増やす計画を考えてみました。
実現可能化は別として、一人ひとりがアイデアは持っておくべきではないでしょうか。
◆10年スパンで考える「地域に保育の場を増やす計画」
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◆場所
・小学校の空き教室、公民館を借りる。 → 施設費は無料。
◆スタッフ
・元保育士の専業主婦が所長。
・子育てを経験済みの高齢者を職員として雇う。 → 生きがい・居場所になる。
・大学生ボランティアを募る。
◆保育料
・公立保育園に準じ、それ以下とする。
◆資金
・当初は投資家から出資を集め、保育料で戻していく。
◆コラボ
・学校の家庭科、道徳、総合の授業の中で幼児に触れて頂く。 → 貴重な機会。意識付け。
◆課題
・NPOでは動きに制約があるため、あくまで事業として行うこと。
・設立資金の確保、黒字化。
・スタッフが集まるか。
・幼児の安全確保
・開所時間。最低朝8時~午後7時までは空けていたい。
・国や自治体による支援をどう得るか(交渉)。
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私の立場で子育て・ひとり親支援と言うのも変かもしれません。
しかしイザ手伝おうと思ったとき、 また自分が当事者になったとき、
何が問題かが見えていなければ動けないと思います。
仕事形態の変化、特に女性の価値観・ 働き方の変化に全く対応しきれていない育児サービス。
企業にも期待したいですね。
明日はこの想いのまま、ソーシャルビジネスと自分の仕事について書きます。
●○つづく○●
コメント
コメント一覧 (2)
ほんとに実現できないかな〜って
思ってしまいます。
どうやったら実現できるんだろうね。
いつもお読み下さり、ありがとうございます!
まずは人手と資金。
ビジネスとしてやる覚悟がないとダメですね。
寄付や援助を期待するのではなく。
そして一番ネックになるのが、親御さんが
「安心して子どもを預けられるか?」
という点だと思います。
認可・無認可保育所にあふれた方の受け皿だとしても
信用できなければ大切なわが子を預けようとは思えないですよね…
ある程度影響力のある方や有資格者の協力が必要だと感じます。
とりあえず頭の片隅にメモ!