冬の寒さも和らいだ２月５日。
異業種MIXマーケティング部「MKB 」！
今回もまた多くの方にいらして頂きました。

ゆるいお題は 「あなたの業界予測2011」。
自分が属する業界がどう変わっていくのか！？ 

●日時　　2/5(土)　15時～17時半
●場所　　ルノアール日本橋店
●参加者 ７名(印刷機メーカー、金融サービス、食品、出版、研究者、保険)

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前回から「１人５分発表」形式を止め、２人程度にネタをご提供頂く形にしました。
慌てて全員に発表頂くよりも、１つのテーマをじっくり話し合う方が広がり・深みが出ます。
今後もそうしていく予定です。
さて！今回のプレゼンターはドクター矢野と若手営業マンの小野さん。

ドクター矢野、男前の物理学研究者です。笑顔が素敵！


 
小野さんは私の出版社時代の後輩。
ぜひ社外の方とコミュニケーションをとって欲しい！
そんなお節介心からお呼びしました。

目玉はドクター矢野プレゼンツ
 『The Development of Asian Physics』

英語でお作り頂いた素晴らしい資料！感激です＾＾レベルが高い！
 

◆発表＆議論内容

●論文数の順位変動。中国躍進。１位：EU ２位：米 ３位：中 ４位：日
●日本は依然として研究費の対GDP比は世界一
⇒最も研究熱心と言える。韓国も力を入れている。
●技術力は軍事力に直結する。
●『日本辺境論』－日本は自分たちの行動に自身が持てない。他国を羨む。
⇒北欧の教育や福祉が一番だ！など。
●J-parcとは何か？よく分かるドクター矢野の「陽子」講座。
●科学研究での発見をどうサービスや商品に生かすか？
⇒多くの革新的な商品は企業家・企業によって生み出されてきた。
●研究者と企業の接点のキモは？物理学学会と応用物理学学会の役割。
⇒教授と言われる人には変わり者が多い？研究者－企業間の断絶。
●どうすれば世界の人に日本の研究に魅力を感じ・集まってもらえるか？
⇒モノ資源のない日本は知的財産(人)こそ最高の資源
●一握りの天才・発見も多くの人の努力があってこそ成り立つ。日本人の真摯さ！

非常に専門的な内容でしたが、物理 meets マーケティング(佐藤氏)の観点に
心が躍ります！
やｒはり技術の進歩は人の生活に欠かせない。興味は尽きません。
どんなに高尚な研究や発見も、つまるところ世界に生きる一人ひとりの生活を
向上させるためにある。
専門的な話と専門外の人(消費者)を結びつける手段、これこそマーケティング！

小野さんからは以下の話題をご提供頂きました。

●学校における教育予算と学習参考書市場の縮小。
●閉ざされていく学校と子どもの安全の問題。
●ゆとり世代はコミュニケーション能力欠乏症！？
⇒1988年以降に生まれたゆとり世代の入社が始まっています。
そんなに歳は離れていないはずなのに、何となく「違い」を感じませんか？
貢献や理想、自己実現を追求する一方、相手の気持ちを考えなくなっているという評も。
マナーや礼儀の乱れ、確かに感じることがあります。

またも時間が足りない！！という状況に。嬉しい悩みです。

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【次回予告】
4/10(日)
「人口構造の変化を機会に！」
※地域でボランティアをされる70歳の方をお呼びしようと考え中です。
桜の散った頃です。お待ちしております！

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お楽しみの食事会ではみんなで旧正月(春節)をお祝い！
笑顔の素敵な店員さんに迎えられ、飲んで食べて大満足でした。

映画『ソーシャルネットワーク』や「お見合いパーティー」の話も出ました。
小難しい議論をした後は、ひたすら楽しく呑むのが一番！
ありがとうございました！！
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