アウトサイダーとして私が尊敬して止まない作家-
村上春樹氏のインタビュー集
『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』(文藝春秋)を読みました。
氏の著作活動の意義と目的は勿論、生きる意味・哲学・ライフスタイル…
多くを学ぶことができます。
ファンだけではなく、生きることを考える全ての方にお読みい頂きたいです。
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朝4時に起き、5~6時間の執筆活動。
午後からはランニング、水泳、読書、料理。
食事に気遣い、酒も適量。
メディアには出演しないけれど、確たる自分を持っている。
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本当にシビれます!!!
憧れますね…(仕事がある限り絶対に無理ですが)。
70歳くらいになったら、そんな生活をしてみたいものです。
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さて、この本からビビッときたフレーズを厳選して、ご紹介させて頂きます。
【鍛錬】
フィジカルなことをやっていると、すごくラクになるんです。大人になってやると、フィジカルな作用とメンタルな作用が
いかに結びついているかがよく分かる。
ハンサムになることはなかなかできないけれど、
身体を引き締めることなら意識的にできるじゃない。
まさに「体を鍛えることは心を鍛えること」という持論を換言下さっています。
氏は“自分の意識の深いところに行くために、体力が必要”とも仰っています。
その次元にはとても到達できません。
しかしながら-
正しいと信じ、それを行動に移し続けることには、体力と気力の両方が必要
だと感じています。
だから鍛錬を怠らない!
【時間の使い方】
人生の限られた時間を節約して使うために、
自分に興味のあることと、自分に興味のないことを、
はっきり分別する傾向が僕には強くあります。
理想の「時間の使い方」です。
中途半端にやるくらいならやらない・興味を分散させない⇔好奇心
という矛盾を抱えつつ、何に取り組むかをよく考えることを心掛けています。
【書き続ける事】
文章を書くのは、僕にとって呼吸をするようなものなので、
常に何かを書いています。
まったく休んでしまうと、ペースを取り戻すのに時間がかかってしまうから。
仕事然り!
「何が仕事に繋がるか」と、常にチャンスを探す姿勢
これこそがマーケティングです。
【習慣化】
僕は走ることを、歯磨きと同じように、自分の日課に組み込みました。
走るのに今日は暑すぎるとか、さむすぎるとか思う時もあります。
でも、それでも僕は走る様にしています。
もし今日走らなかったら、その翌日も走らないだろうと思うのです。
全く同じです。
「歯磨きと同じ」という台詞、この本に出会う前から使っていました(驚き!)。
できない理由を探さない。
1日も休まない。雨でも強風でも。
習慣化とは、「“やるかやらないか”を考えることを無くすもの」です。
【苦しいことを楽しむ】
小説を書く苦しみについてはよく語られるけど、苦しいのは当たり前のことでしょう。
ゼロから何かを生み出して立ち上げることが、苦しくないわけがないんです。
そんなこといちいちことわるまでもない。
僕にとって大事なのは、それがいかに楽しいかということです。
0から1を創造することは本当に苦しい。1を2に増やすのとは全く違う。
新しい事業を始める時も一緒ですね。どうせ辛いなら、如何にそれを自分が楽しめる環境を作るか。
自分の得意な方法・やり方と仕事をクロスさせることだと考えます。
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他にも沢山紹介したいのですが、これから読む方の楽しみを奪ってしまいます。
自信を持ってお勧め致します!
関連情報として、映画『ノルウェイの森』も気になります!
http://www.norway-mori.com/index.html
http://www.norway-mori.com/index.html
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