この前ひさしぶりに東京に行ったら、
なんだか観光地みたいだと思った。

外国人が多くて、駅がきれいになっていて、
東京五輪が間近であることを教えてくれる。

たまには東京にも出ないといけない。
やはり東京は、日本の象徴の一つだ。

買い物でもしようと思ったが、
モノが多すぎて選べない。

松戸に戻ってきて、ほっとする。
ああ、これが日常だよなという感覚。
東京は、本当に人もモノも多い。

ところで松戸の駅ナカ(アトレ)に、
好きな雑貨屋がある。

クイジーヌ・ハビッツ」という店で、
キッチン周りの商品が充実している。
松戸に来るとだいたい寄る。

そのときプレゼントを探していたのに、
どうしても欲しくなってしまったものがある。

津軽びいどろのタンブラーである。

津軽びいどろグラス
 
悩んで悩んで、買ってしまった。

僕は皿やグラスをすぐ割るから、
基本的に食器は安いものを使う。

でもこのシリーズは好きで、
「大切に使おう」と思って買う。

津軽びいどろ_おちょこ

前も全く同じシリーズのおちょこを買った。
(引越しでなくしてしまったけど)

津軽びいどろは青森のハンドメイドガラスで、
風土の四季を色や質感で表現している。
商品カテゴリも、春夏秋冬で分かれている。

自然に表現を求める日本古来の豊かな感性。
大好きだし、すばらしいと思う。

特に好きなのは夏の「ねぶた」シリーズ。
有名なねぶた祭りをモチーフにしていて、
カラフルでラフな斑点がとてもかわいい。

これでビールやハイボールを飲んだら、
さぞおいしいだろうな...
と、タンブラー購入に踏み切った。

いつかこのグラスで乾杯できたらいいなと、
1つでいいのに、わざわざ2つ買った。
そういう夢のある買い物は好きです。

なんとなくもったいなくて、
普段はなかなか使えずにいる。
使ってもすぐに洗って、大事にしまう。

食器は毎日使うものだからこそ、
本当は気に入ったものを
丁寧に長く使うほうがいいのだろうな。

お気に入りの食器は、
気分と暮らしをささやかに彩ってくれる。