※閉店しました
【まえがき】
友人が面白そうなお店に行っていた。
古い電車の中がカフェだった。
いったいどんな理由で電車がカフェに?
僕も行ってみたいと思った。
それは、“ひとめぼれ珈琲”を出す「コーヒー屋」だった。
大人がゆっくりと過ごせる空間が、そこにあった。
今回伺ったのは八千代市勝田台。
TRAIN CAFE(トレイン・カフェ)。
* * *
勝田台駅を出てまっすぐ歩くこと5分。
今日の目的地の「トレインカフェ」さんの看板を発見。
お店は2階にあるらしい。
階段をてくてく登る。
上がってみると、ほんとに電車があった。
50年以上前に引退した車両が、今ではカフェに。
(1964年の東京オリンピックの頃のもの)
外には緑を眺められるテラス席。
電車の扉を上がって中へ。
これはだいぶワクワクする。
おおっ、電車だ。
年季の入った車両を改装したお店。
モダンな内装になっているが、電車自体は昔のもの。
座っていると、どこかに行ってしまいそう。
なんてさて置き、お店のオーナーさんに話を伺う。
なぜこのような(電車の中と言う)場所でお店を始められだろう?
オーナーの横山三佐子(よこやま・みさこ)さん。
お店を開かれたキッカケは、遠くの地で出逢った一杯の珈琲だったそうだ。
もともと珈琲が好きではなかった横山さん。
10年前のある日、友人に誘われて飲みに行った珈琲。
その衝撃的な美味しさに、一発でトリコになったと言う。
この珈琲の美味しさをいつでも仲間たちと分かち合える場所が欲しい。
そうだ、コーヒー屋を作ろう。
豆は直接(そこから)仕入れさせてもらおう。
そうして辿り着いたのが、“たまたま”この電車のある土地だったそうだ。
緑や四季の移ろいを眺めながら、リラックスしてコーヒーを味わえる場所。
仲間たちの「おいしい」は、今では皆の「おいしい」になった。
そんな(横山さんにとって)衝撃的で運命的な珈琲を、僕も一杯。
淹れてくださったのは、スタッフの福島さん。
ふうわり、挽かれた豆にお湯が注がれていく。
匠の技で焙煎された豆。
その味を最大限に生かす、独自の淹れ方。
ちょっとずつ。
丁寧に丁寧に。
一杯淹れるのに約4分。
時間はこれ以上でもこれ以下でもダメだとか。
ハチミツを思わせる甘い香り。
どっしりとした深みがありながら、すうっと抜けていく苦味。
16年前に横山さんが一目惚れした味。
スイーツや軽食もあるが、あくまで珈琲ありき。
珈琲の味を引き立てるもの、邪魔しないものだけを出す。
ここは、コーヒー屋さんなのである。
“昔ながらの喫茶店文化を八千代の街に作れたら良いな”
“地域に根ざしたカフェ文化、広げたいな”
と、横山さん。
「お気軽にいらして、お好きに使ってください。ここはコーヒー屋。そして大人の自遊空間です。」
そうも話してくださった。
* * *
◆トレインカフェ(TRAIN CAFE)
・住所 千葉県八千代市勝田台北3-10-11 上ル
・電話 047-486-2228
・営業 月,金,土,日の11:30~19:00(火水木休み)
・アクセス 京成/東葉高速「勝田台」駅北口より徒歩5分
・ブログ
・ほか P2台あり/店内禁煙/テラス喫煙可/子どもOK(但し立ち歩かないで欲しいとのこと)
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【まえがき】
友人が面白そうなお店に行っていた。
古い電車の中がカフェだった。
いったいどんな理由で電車がカフェに?
僕も行ってみたいと思った。
それは、“ひとめぼれ珈琲”を出す「コーヒー屋」だった。
大人がゆっくりと過ごせる空間が、そこにあった。
今回伺ったのは八千代市勝田台。
TRAIN CAFE(トレイン・カフェ)。
* * *
勝田台駅を出てまっすぐ歩くこと5分。
今日の目的地の「トレインカフェ」さんの看板を発見。
お店は2階にあるらしい。
階段をてくてく登る。
上がってみると、ほんとに電車があった。
50年以上前に引退した車両が、今ではカフェに。
(1964年の東京オリンピックの頃のもの)
外には緑を眺められるテラス席。
電車の扉を上がって中へ。
これはだいぶワクワクする。
おおっ、電車だ。
年季の入った車両を改装したお店。
モダンな内装になっているが、電車自体は昔のもの。
座っていると、どこかに行ってしまいそう。
なんてさて置き、お店のオーナーさんに話を伺う。
なぜこのような(電車の中と言う)場所でお店を始められだろう?
オーナーの横山三佐子(よこやま・みさこ)さん。
お店を開かれたキッカケは、遠くの地で出逢った一杯の珈琲だったそうだ。
もともと珈琲が好きではなかった横山さん。
10年前のある日、友人に誘われて飲みに行った珈琲。
その衝撃的な美味しさに、一発でトリコになったと言う。
この珈琲の美味しさをいつでも仲間たちと分かち合える場所が欲しい。
そうだ、コーヒー屋を作ろう。
豆は直接(そこから)仕入れさせてもらおう。
そうして辿り着いたのが、“たまたま”この電車のある土地だったそうだ。
緑や四季の移ろいを眺めながら、リラックスしてコーヒーを味わえる場所。
仲間たちの「おいしい」は、今では皆の「おいしい」になった。
そんな(横山さんにとって)衝撃的で運命的な珈琲を、僕も一杯。
淹れてくださったのは、スタッフの福島さん。
ふうわり、挽かれた豆にお湯が注がれていく。
匠の技で焙煎された豆。
その味を最大限に生かす、独自の淹れ方。
ちょっとずつ。
丁寧に丁寧に。
一杯淹れるのに約4分。
時間はこれ以上でもこれ以下でもダメだとか。
ハチミツを思わせる甘い香り。
どっしりとした深みがありながら、すうっと抜けていく苦味。
16年前に横山さんが一目惚れした味。
スイーツや軽食もあるが、あくまで珈琲ありき。
珈琲の味を引き立てるもの、邪魔しないものだけを出す。
ここは、コーヒー屋さんなのである。
“昔ながらの喫茶店文化を八千代の街に作れたら良いな”
“地域に根ざしたカフェ文化、広げたいな”
と、横山さん。
「お気軽にいらして、お好きに使ってください。ここはコーヒー屋。そして大人の自遊空間です。」
そうも話してくださった。
* * *
◆トレインカフェ(TRAIN CAFE)
・住所 千葉県八千代市勝田台北3-10-11 上ル
・電話 047-486-2228
・営業 月,金,土,日の11:30~19:00(火水木休み)
・アクセス 京成/東葉高速「勝田台」駅北口より徒歩5分
・ブログ
・ほか P2台あり/店内禁煙/テラス喫煙可/子どもOK(但し立ち歩かないで欲しいとのこと)
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