昨日書いた芸大の文化祭に行ったとき。
待ち合わせまで少し時間があった。
上野でどこか楽しい場所に寄ろう。
近くの施設を探してみた。
「国立科学博物館」、面白そうだな。
恐竜や鳥、昆虫などの歴史と生態を学ぶことができる場所。
久しぶりに恐竜の化石が見たい。
小さい頃、恐竜が大好きだった。
祖父に買ってもらった恐竜図鑑は何百回と読んだ。
(確か)幕張メッセで開かれていた「恐竜博」には友達と何度も行った。
そんな幼少期のワクワクを再び胸に。
科学博物館の門をくぐった。
* * *
切符を買って中へ。
どーんと、恐竜の化石が出迎えてくれる。
...はずだった。
子どもが騒いでいても良さそうなものだが、
館内はしーんと厳かな雰囲気。
あれ?
おかしいな。
恐竜は?
鞄にしまったチケットをもう一度確認。
「東京国立博物館」と書いてある。
...。
外に出てみるとやはり東京国立博物館である。
歌川広重の描いた富士山が、めっちゃ主張している。
行きたかったのは「国立科学博物館」。
いま来ているのは「東京国立博物館」。
名前が似すぎている。
それに場所も隣り合わせ。
いくら自分が方向音痴とはいえ、これは仕方が無い。
まあチケットを買う時に気づけよ、とは思う。
せっかくの巡り合わせだし。
芸術の秋だし。
静かな博物館をのんびり歩くことに。
* * *
エントランス。
ここは建物が素晴らしい。
美術品に余り興味が無くても、建物が好きなら楽しめる。
広い広い館内。
沢山の伝統工芸品や、歴史的作品が展示されている。
どれも歴史を重ねた質感を漂わす。
初めは場所を間違えたことで少しヘコんでいたが、だんだん面白くなって来た。
照明を太陽に見立てて、一生懸命撮ってみた観音様。
係の女性は、ちょっと不思議そうな顔。
武具のゾーン。
外国の若者が並んで記念写真を撮影していた。
外国の方はこう言うの、好きなんだろうな。
細かい模様の入った刀。
一つ一つ手作業なのだから恐れ入る。
わっ。
こんなに重そうな兜、首が痛くならないのだろうか。
武士の体の鍛え方と言ったら、半端ないのだろう。
馬の鞍にも凝った装飾。
セレブの高級車に対するこだわりと似ているのかな...
とも考えたが、違うと思った。
扉が良い。
馬の形の「香入れ」。
たてがみや身につけているもののデティールに驚く。
どんだけ器用なのだろう。
螺鈿が施された鞍。
後ろに映る影が素晴らしいお不動様(?)。
これは歴史の資料集で見たことがある。
迫力あるなぁ。
まるで超高級ブティックのような部屋。
(そんなブティックに入ったことはないが)
...
なんだかんだで楽しかった。
でも次は国立科学博物館に行きたい。
今度こそ、場所を間違えないようにしなきゃ。
方向音痴とそそっかしいの、どうにかならないかな。
ツイート
待ち合わせまで少し時間があった。
上野でどこか楽しい場所に寄ろう。
近くの施設を探してみた。
「国立科学博物館」、面白そうだな。
恐竜や鳥、昆虫などの歴史と生態を学ぶことができる場所。
久しぶりに恐竜の化石が見たい。
小さい頃、恐竜が大好きだった。
祖父に買ってもらった恐竜図鑑は何百回と読んだ。
(確か)幕張メッセで開かれていた「恐竜博」には友達と何度も行った。
そんな幼少期のワクワクを再び胸に。
科学博物館の門をくぐった。
* * *
切符を買って中へ。
どーんと、恐竜の化石が出迎えてくれる。
...はずだった。
子どもが騒いでいても良さそうなものだが、
館内はしーんと厳かな雰囲気。
あれ?
おかしいな。
恐竜は?
鞄にしまったチケットをもう一度確認。
「東京国立博物館」と書いてある。
...。
外に出てみるとやはり東京国立博物館である。
歌川広重の描いた富士山が、めっちゃ主張している。
行きたかったのは「国立科学博物館」。
いま来ているのは「東京国立博物館」。
名前が似すぎている。
それに場所も隣り合わせ。
いくら自分が方向音痴とはいえ、これは仕方が無い。
まあチケットを買う時に気づけよ、とは思う。
せっかくの巡り合わせだし。
芸術の秋だし。
静かな博物館をのんびり歩くことに。
* * *
エントランス。
ここは建物が素晴らしい。
美術品に余り興味が無くても、建物が好きなら楽しめる。
広い広い館内。
沢山の伝統工芸品や、歴史的作品が展示されている。
どれも歴史を重ねた質感を漂わす。
初めは場所を間違えたことで少しヘコんでいたが、だんだん面白くなって来た。
照明を太陽に見立てて、一生懸命撮ってみた観音様。
係の女性は、ちょっと不思議そうな顔。
武具のゾーン。
外国の若者が並んで記念写真を撮影していた。
外国の方はこう言うの、好きなんだろうな。
細かい模様の入った刀。
一つ一つ手作業なのだから恐れ入る。
わっ。
こんなに重そうな兜、首が痛くならないのだろうか。
武士の体の鍛え方と言ったら、半端ないのだろう。
馬の鞍にも凝った装飾。
セレブの高級車に対するこだわりと似ているのかな...
とも考えたが、違うと思った。
扉が良い。
馬の形の「香入れ」。
たてがみや身につけているもののデティールに驚く。
どんだけ器用なのだろう。
螺鈿が施された鞍。
後ろに映る影が素晴らしいお不動様(?)。
これは歴史の資料集で見たことがある。
迫力あるなぁ。
まるで超高級ブティックのような部屋。
(そんなブティックに入ったことはないが)
...
なんだかんだで楽しかった。
でも次は国立科学博物館に行きたい。
今度こそ、場所を間違えないようにしなきゃ。
方向音痴とそそっかしいの、どうにかならないかな。
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