KitchHike(キッチハイク)という取組がある。
Kitchen  + Hike(歩く) = KitchHike。

さまざまな食事の場を訪ね歩き、
知らぬ人、色々な人と食を共にする活動である。

東京を中心に活動が広がり、
現在では地方にも波及している様子。
千葉県にも数件で開催が見られる。

僕も初めて聞いたとき、
趣旨が理解できなかった。

公式サイト
によれば、

キッチハイクは、食べることが好きな人がつながる「みん食」コミュニティサイトです。 
みんなでごはんを食べる場、食をきっかけにつながる機会、新しいコミュニケーションの形を提供しています。 

だそうだ。

飲食店だけではなく、時にコミュニティスペースや自宅で「ごはん会」が開かれ、
行きたい人が申し込みをして
知らない人同士が集まり食事を楽しむ。

食材は運営側から提供され、開催側(COOK)はレシピに従って調理。
参加者はアプリ経由で参加費を決済し、あとは行くだけ。
先にも書いたが、自宅でも開くことができる。

「今日はこのごはん会に行ってみようかな」と
エリアなどで条件検索をして参加するようだ。

ごはん会の場は「みんなの食卓」とも呼ばれ、
「みん食」と略される場合が多い。

どういうところが楽しいのだろう?
知らない人と知らない場所で食事かあ...

でも、子ども食堂と共通する点があるかも。
とりあえず参加してみることにした。


KithHikeの目的


運営側は取組の趣旨を
「食べることが好きな人とつながるコミュニティ」
としている。

食べることが好きではない人っているのかな...
とも思う。

要は人と知り合うキッカケに食を持ってきた。
そういうことではないかと推測する。

僕は参加してみて、「大人の孤食」を考えた。
だいたい夕飯は家で一人だが、
一人よりみんなで食べたほうがおいしい。

キッチハイクが目指すもの。
誰でも気軽に参加できる
“みんなの食卓”を作ること。

それは、いつも一人で食事をする大人の日常に
おいしく花を添えるのかもしれない。


北習志野 カフェ・ウフさんでのキッチハイク体験


僕が参加してみたのは
北習志野のカフェ・ウフさんでのPop-Up。
(ごはん会のことをPop-Upと言うらしい)

ガレットをはじめ、
いろんな手作り料理を提供してくれる
小さな小さなお店である。

知らない人でも知らない場所でもない。
他の参加者4人中3人は知り合いだ。
キッチハイク初心者なのでちょうど良い。
あと一人はどんな人かは、当日までわからない。

キッチハイク_北習志野カフェウフ _1

食材とレシピは全て運営側から提供される。
ごはん会で一番悩むのがメニューを考えること。
その必要がないのは、開催側には大きなメリットだ。

あとは開催側の工夫で一品加えたり。
もちろんお酒を出したりもできる。

キッチハイク_北習志野カフェウフ _2

この日のメインは鮭のバターソテー。
他のごはん会のメニューも
シンプルで作りやすそうな家庭料理が多い。

キッチハイク_北習志野カフェウフ _3

お味噌汁はオーナーのゆかさんが
追加で付けてくれたもの。

持参したビールをみんなで飲みながら、
楽しい時間を過ごした。
(完全に地元飲みの雰囲気)

最後の知らない参加者は
キッチハイクの常連さんだった。
その魅力について聞いてみると…


キッチハイク超常連のTさんに聞いてみた!


キッチハイクの猛者、Tさん。
千葉県在住の25歳・男性。
優しそうで、人当たりの良い方だ。

なんとキッチハイクには週2〜3回参加。
だいたい2日に1度は夕飯を「みんなの食卓」で過ごす。
すごいなあ。

キッチハイクの魅力について聞くと、

・いろいろな人と出会える。
・家庭的な料理が食べられる
・仕事帰りに寄れる

などを挙げてくださった。

個人的に一番印象に残ったのは
「運営側には親切できれいな女性が多い」
という点だ。

キッチハイクのオフィスがある上野は言わば「聖地」。
オフィス内で開かれるごはん会には
運営スタッフも参加しており、交流が図れると言う。
上野KitchHikeキッチン

Tさんの熱弁に
(上野、ちょっと行ってみたいかも...)
と思ったことは書かないでおく。

食を通じて人の輪を広げ、
みんなで食事を楽しむ機会を提供するKitchHike。
まだまだ奥が深そうである。


参加の仕方


参加側にはアプリへの登録が必要です。
App StoreまたはGoogle Playからダウンロード。

行きたいPop-Up(ごはん会)を検索して
あとは参加するだけ。

公式サイト(COOKになりたい方はこちら)からは、
作り手であるCOOK登録をしたり
自分のPop-Upを作成することもできる。

「みんなの食卓」を開催したい人も
行ってみたい人も
まずはサイトを見てみるのが良いと思います。

僕は参加してみて、
へえ〜こういうのが東京で広がっているんだ...
と、一つ勉強になりました。