海老川。
船橋の花見スポットでまず名前が挙がる場所。 

木の本数だけなら他にも多いスポットがあるかもしれない。
しかしやはり「川沿い」には独特の魅力があると思う。

3月30日。この日は初夏の陽気。
海老川でも一気に開花が進んだようで、昼に車で通ったとき見事だった。

降りてゆっくり眺めたかったが仕事中。
家に帰ってから、夜桜を見に行った。
いつものレモンの缶チューハイが散歩のお供。

海老川の夜桜20150330-3 
 
到着。七分咲き。
屋台と提灯が並ぶ様子は、子どもの頃から見慣れた景色。
だからどこか懐かしい気持ちになる。 

桟敷席で川と桜を眺めながら焼きそばをつつくカップル。
ビニールシートの上で赤い顔をしたサラリーマン。
みんな思い思いの時間を楽しんでいる。

一人ぶらぶらしながら、写真スポットを選ぶ。
やっぱりいつもの橋からの眺めが一番いい。

海老川の夜桜20150330-2
(画像クリックで拡大表示)
 
改めて撮ってみて、素敵な景色だと思う。
目黒川にだって、千鳥ヶ淵にだって負けていない。 
川に映った桜と灯り、空の色が良い。 

今回の撮影のポイントは色温度。
3000Kまで下げ、寒色を強調した。
提灯が紫色になり、やや幻想的な雰囲気に。 

本当はもっと絞り込み、ISO感度を下げたかった。
手持ちだからこれが限界。 
でもお気に入りの写真が撮れたからOK。