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夏になると必ず出てくる悩みがある。
走る習慣のある男性なら分かるかもしれない。

ランニングしていると、服で乳首が擦れてヒリヒリするのだ。
皮が剥けてしまったところに汗が染みる。
傷口に塩を塗りこむようなもので、かなりツラい。
その痛みに毎日、一時間以上耐える。

この痛みに悩まされるようになったのはここ数年のこと。
原因として考えられるのはただ一つ。
ランニングウェアにあると思う。 

数年前から速乾性のある、化学繊維のTシャツを愛用している。 
誰もが知っている某ファストファッション店で買ったもの。
汗をかいても洗濯してもすぐに乾く。
非常に助かっている。

それまでは木綿のTシャツで走っていた。
乾きが遅く、夏には汗でビショビショになってしまう。
走り終える頃には、シャツはバケツに浸した雑巾のようになる。
しかし、先に書いた「痛み」を感じることは無かった。

この件で分かったのは、木綿の方が肌に優しいと言うこと。
人工的に作られた繊維よりも、自然の素材の方が人に馴染む。
当たり前のことだけれど、文字通り痛感した。

うーん。
やっぱり自然のものは体に優しいんだなぁ。

何でも一長一短。
化繊の速乾性は、運動する者にとっては捨て難い。

最近は痛む左右2箇所にバンドエイドを貼るようにした。
痛みはほとんど無くなった。
もっと早く試せば良かった。
同じ悩みのある方は是非お試しください。 

なお。
普段は貼っていないのでご安心を。
走るときだけです。