二週間ぶりの料理記事。
なかなか目新しいメニュー、作っておらず。

今日は農家さんに頂いた「スイスチャード」という野菜を使います。
二和東の船芳園さんで採れたもの。

スイスチャード

これがスイスチャード。
和名は「西洋ふだん草」。
形としてはホウレンソウに近い。

茎がとてもカラフルなのが特徴。
鮮やかな赤、オレンジ、黄、紫。
これが自然の色なのだから驚く。

せっかく頂いたのだから美味しく食べたい。
この色を生かした料理、何かできないかなと。

ベタだけどサラダにしよう考えていたところ。
ネットで美味しそうな料理を発見。

「めはり寿司」

和歌山、三重、奈良あたりの郷土料理だそう。
ご飯を茹でた野菜のはっぱで包む、葉っぱおにぎりのようなもの。

通常は白米で作るらしいが、酢飯でも美味しそうだなと思った。
野菜の寿司が旨いことは船橋駅北口の寿司屋「御旦孤」で経験済み。 

仕事を終えて家に帰り、さっそくご飯を炊き始める。

* * * 

◆材料(2~3人分)

・スイスチャード 12枚くらい
・酢飯(白米でも可) 1~2合
・いりゴマ(白) 大さじ2
・塩 小さじ1/2

今日は材料が少なくてラク。


①酢飯を炊く 

好きな方法で酢飯を作る。
ウチは「すし酢」を使って手抜き。 
すし酢は塩・砂糖が入っているので便利。
いろいろな料理で使える。
昆布を入れて炊いた白米にすし酢と炒りゴマを加え、混ぜながらウチワであおいで粗熱をとる。


②スイスチャードの下ごしらえ 

スイスチャードを一枚ずつにバラす。
鍋にたっぷり沸かしたお湯でササッとゆがく。
熱を通しすぎると、せっかくの色がくすんでしまう。
10秒くらい。
ゆがいたらすぐに水に取って冷ます。

冷めたら塩小さじ1/2を葉にまぶす。 
5分ほど置いておく。

※茎は切らない


③仕上げ
 

まな板の上にスイスチャードを一枚ずつ広げる。
葉が薄く、力を入れ過ぎると破けてしまうので注意。 

酢飯で小さな球状(丸っこい)おにぎりを作る。
ラップを使って茶巾状に作ると簡単。

葉の真ん中におにぎりを置く。
そーっと葉でおにぎりをくるむ。
茎の部分がビローンとはみ出るので、寿司のまわりをぐるっと一周させる。 長すぎる時は切る。

これを個数分作って完成。

スイスチャードのめはり寿司

できあがり!

小さくてカラフルな可愛らしい寿司。 
自然の色を生かしたメニュー。
持ち寄りやピクニック弁当にも良いと思う。 

塩と菜っ葉、酢飯だけのシンプルな美味しさ。
好みでちりめんじゃこや刻みショウガを混ぜても良さそう。 

もしスイスチャードが手に入ったら、作ってみてくださいね。

ごちそうさまでした。