船橋漁港のお魚捌き方教室2014年5月

先週の土曜、また船橋漁港のお魚捌き方教室に参加してきた。
毎月第3土曜の朝に開かれており、僕は今回で3回目。
講師である料理人、齊藤摩多以(さいとうまたい)さんからは、毎回新しい学びを頂いている。 
相変わらず「綺麗に」捌けたとは言い難いが、楽しかった。

さばいた魚を眺めながら、ふうと一息ついたとき。
突然後ろから声をかけられた。

「安藤さんですか?」

自分と同世代の美しい女性だった。

あれ?同級生かな。
どこかでお会いした方だろうか。
思いだせ、思い出せ…。

猛スピードで頭の中のページをめくる。 
この間2、3秒。
ダメだ、お名前が出てこない。

「初めまして、◯◯と言います。ブログ見てます。」 

嬉しかった。 
福山雅治が「福山さんですか?」と声をかけられるとき、こんな気持なのかなと思った。

「行動範囲が似てるなと思いながら読んでいます。」 

訊いてみれば船橋市内在住とのこと。 
ご主人と小さなお子様を連れていた。 
以前にも一度同じようなことがあったが、やはりお子様連れのお母さんだった。
当ブログの読者には近隣のお母さん方が多い。

立派なことは書けない。 
派手さも気の利いたジョークも無い。
ただ自分が「いいな」と感じたことを淡々と綴るのみ。
その中でどこか共感してもらえたり、地元に少し興味を持ってもらえたら幸せ。 
子どもと一緒に(預けて)出かけてみよう、と思って頂ければ最高。

“知らないところで誰かが読んでくれている”

続ける一番のモチベーションになる。
あの人、読んでくれてるといいなぁ…と考えながらキーボードを叩く。
(公開すると言うのは多かれ少なかれ人の目を気にすることだ)

時間を割いてわざわざ読んでくださる方のことはいつも考える。
読みやすい文章にしよう、綺麗に写真を撮ろう、と。
必ず校正するし、写真もじっくり選ぶ。
来るべき日のために、書き続ける。

声をかけて頂けて嬉しかった。
やっぱり会って話すことは何にも代え難い。
1万のコメントより、一言の会話。

趣味であっても、続けてるといいことがあるなと。
これからも気の向いたときにお読み頂ければ有難いです。