ちょうどいいカメラバッグ、なかなか無い。
本格的なものは「それらし」過ぎて街歩きにはゴツいし大きかったりする。
かと言って女性用では可愛すぎる。

無いなら作ってもらおうと決めた。
フルオーダーで。
革製の、ずっと使えるシンプルなカメラバッグを。

* * * 

バッグの製作をお願いしたのは船橋発の革屋、二天一流(にてんいちりゅう)総本舗さん。 
当ブログでも何度か紹介させて頂いているお店。

1月下旬にオーダーしてから三ヶ月弱。
ついに完成したとのことで、ウキウキしながら取りに伺った。

二天一流総本舗・中山工房の工房長、井田さん。

作ってくださったのは中山工房・工房長の井田さん(上写真)。
とてもチャーミングな女性職人。 
できあがったバッグのモデルさんをお願いした。
自分よりずっと似合うなぁ。

完成品を見た瞬間、「そうそうこれこれ!」と感激。 
自分の「こうして欲しい」を全て取り入れて頂いた。
サイズに始まり、細かいオーダーまで完璧に形になっている。
文句なし、期待を遥かに上回る出来。 
こんな鞄が欲しかった。

カメラバッグ(外)

箱形が一番使いやすい。
黒一色でシンプルに。
革は光沢とハリのあるものを選んだ。
カジュアルすぎない素材感が良い。
キズやこすれなど、経年変化が楽しめそう。

カメラバッグ(フタ)

片方の外ポケットにはフタを付けて頂いた。
もう物を落とさないようにと。
レンズキャップや携帯、 小物が入る。

カメラバッグ(中)

内側は目を惹く鮮やかな青。
黒とブルーの組み合わせがとても好き。
ちなみにこの青、瑠璃(るり)という色らしい。

実際はこのバッグの中にクッション素材のインナーバッグを入れて使う。
大きさもピッタリ。

とにかく嬉しい。
自分だけの、世界に一つのバッグ。
よく使うものだからこそ、本当に気に入ったものを持ちたい。
写真を撮り歩くのがもっと楽しくなった。

中山工房入口

自分用はもちろん、贈りものにもピッタリのオーダー革製品。
既成品には無い喜びとデザイン。

中山工房・アクセサリー②

中山工房には革製品だけではなく、陶器のピアスなどアクセサリーも色々。
ぷらっと眺めるだけでも面白い。 

素敵な鞄を作ってくださった二天さん、工房長の井田さんに感謝。 
大切に大切に使います。