ちょっと噂になっているアジア料理店がある。
鎌ヶ谷市にある「ピルグリムキッチン」さん。
美容室ヘッドクォーター代表の松澤さんが教えてくださった場所。

大好きなアジア料理のお店。
行きたい行きたいと思い続け、やっと訪問することができた。

東武野田線(アーバンパークライン)で新船橋から7分。
鎌ヶ谷駅へ。
感覚的には津田沼に出るより近い。
 
鎌ヶ谷で降りたのはcafe「森の学校」を訪ねて以来。
船橋駅周辺の雑多な感じとは違う、静かな空気の流れる場所。 

ピルグリムキッチンさんは駅からすぐ。
大通り沿いにある。

ピルグリムキッチン(外観)

サーモンピンクの家の2階。
なぜか親しみを感じる外観だなと思ったら、実家の壁と同じ色。

ピルグリムキッチン(入口)

ちょっとお洒落な家のような入口。
スパイシーな香りが漂ってきて、テンションが上がる。
この扉を開けて中へ。
店内はどんな感じなんだろう。
ワクワクする瞬間。

玄関には「靴を脱いでお入りください」の表示。
ホントに家みたいだ。

ピルグリムキッチン(廊下)

廊下を進んで奥のダイニングへ。
脇の2部屋には団体さん用の大テーブルがある。
この日も家族連れで賑やかだった。

ピルグリムキッチン(店内)

メインのダイニングは一番奥の部屋。
漏れてくる光が気持ちいい。

窓際の小さな席を選んで座る。
カウンター式のキッチンでは、シェフの川口さんが忙しそうに鍋を振っている。
店内は男女のカップルで満席。
可愛らしく落ち着く店内は女性にも人気の様子。

ラオス・ダーク

とりあえずビールを頼んで料理を選ぶ。
ラオスの黒ビール。
日本の黒よりスッキリしている。
何となく勿体無くて、チビチビ飲む。 

ランチメニュー

ランチなのに種類いろいろ。迷ってしまう。
値段はほとんどが1,000円未満。
「キッズカレー」などもあり、子ども連れへの配慮が見られる。
今日は自分でも作ったことのある、あのメニューに決めた。
辛さはどうしますか?と訊かれたので、少しだけ辛くしてくださいと答えた。

本棚

店内にある本棚にはアジア各国の旅行誌が置いてある。
使い込まれているのは、川口さんが旅に持って行ったからかなと勝手に想像した。
食べに来ていた小さな女の子二人が本棚を覗き、「大きくなったらタイに行こうね」と話していたのが可愛かった。

* * *
 
少しして料理が出てきた。

ラープガイ(ピルグリムキッチン)

ラープガイ。
鶏肉と野菜の炒めものと、ご飯。
パクチーいっぱいなのが嬉しい。

ひとくち食べてちょっと驚く。
しっかり目の味つけの肉の中から、爽やかな風味がやってくる。
何だろう。経験したことのない味の組み合わせ。
スパイシーかつマイルド、そして爽やか。

ミントの葉を一緒に炒めている

爽やかな風味の正体はミント。
ミントの葉が肉と一緒に炒められている。
これは全く思いつかない。
自分でもぜひやってみたい。

もち米使用

お米はもち米。これがまた美味しい。
細長い形から、日本のものではないと思った。
肉やパクチーの味つけによく合う。

しかしながら旨い。
家ではなかなか出せない味。
アジア料理、本当に好きだ。

ディナーメニューではさらにバリエーションが増える。 
ネパールカレーにワニ、カエルまで。
興味をそそられるものが多い。

帰り際にシェフの川口さんと少しだけれど話すことができた。
川口さんはもともと調理師として学校給食を作られていたそうだ。
休み中にアジア各国を訪ねるうちに、今の店を開くに至ったとか。
もともと(今でも)船橋に住んでおられるとのこと。
色々な国の料理の話もまた、聞いてみたい。

今まで近所で美味しいアジア料理の店を知らなかった。
アジアン好きな方、よろしければ。
ピルグリムキッチンさん。
こんどは夜に。

ごちそうさまでした。


◆ピルグリムキッチン(pilgrim kitchen) 

web
blog
・住所 鎌ケ谷市道野辺中央2-9-21モンクール2F
・目印 サーモンピンクの一軒家の2階/1階は美容室
・営業 ランチ11:00~14:30/ディナー17:30~22:00/月曜定休/土日ランチあり
・電話 090-9673-2216
・アクセス 東武野田線(アーバンパークライン)「鎌ヶ谷」駅より徒歩2分
・ほか 小さな子どもOK