ハナミズキ』という歌がある。
一青窈さんの十年前の曲で、自分の世代前後の人ならばご存知だと思う。
当初も、今でも好きな歌。 
聴くとじーんときてしまう。

また、この歌には思い出がある。
聴くと「あの頃」が蘇る歌、多くの方がお持ちではないだろうか。
僕にとっては『ハナミズキ』がそう。 
そんなこともあって、特別な感じがする曲。

前置きはこのくらいにして。
この前ハナミズキの花を初めて見た。
過去にも見かけていたのかもしれないが、素通りしていた。

ハナミズキの花

派手で目立つというよりも、ひっそり咲いている印象。
そこがまた良かったり。
写真のクリーム色のものの他に、ピンクや白がある。
花びらの先だけ色が違うのが特徴。

ハナミズキの木

こんな風に木に咲く。
花は比較的高いところにつくので撮るのに苦労する。

花を見ながら歌のことを思い出す。
改めて歌詞を読んでみると、難しい。
色々な解釈ができる歌詞だと感じた。

歌の中の“薄紅色の可愛い君”。
ハナミズキの花と大切な人を掛けている(というのが一般的な解釈だろう)。

ハナミズキの花を知って、歌詞を読んだ時の風景がより鮮明に浮かぶようになった。
花の名前を知ると、少しだけ心が豊かになる…気がする。

歌に出てくる薄紅色(ピンク)のハナミズキも見てみたいなと思った。 
週末、大きな公園で探してみようかな。