『船橋日和』という本が9月19日に発売された―

そんな話を聞いて、昼休みスグに買いに走った。 
芝山のときわ書房へ。

店頭にない。
スタッフさんに尋ねた。

「あれ?一冊入ってるはずなんですけどねえ…」 

スタッフさん3人が店内を駆け回る事態に。

5分後。

「お客さま、ありました!」 

ほっ。

船橋日和

船橋日和~ぼくらが暮らす船橋という街について

老舗中の老舗、「主婦の友社」発行。

その日の夜、丁寧に読んだ。

* * *

船橋関連本、最近よく出ている。
どれも「有名店」や「名所」を多くとりあげている。
それも面白いが、 似たりよったりに感じてしまう。

この『船橋日和』。
ちょっと違う。

サブタイトルに“ぼくらが暮らす船橋という街”とあるように、一人称で書かれた本。 

載っているのは情報ではなく生の「声」。
語り言葉で紡がれる“ひと”のストーリー。
船橋で働く人の想いがたくさん詰まっていた。
情報誌よりもずっと温かい。

ページをめくりながら、知っている方を本にたくさん見つけた。

内海さん

かねはち水産の内海さん。

平野さん

小松菜の平野さん。

高村さん

芝山団地商店街のパン屋、高村さん。
読んだら商店街に行きたくなった。

ヘッドクォーターの松澤さん

美容室ヘッドクォーターの松澤さん。
ココでも一人称はやっぱり「俺」だけど、その方が普段通りで読んでいてすうっと入ってくる。
北海道でそんなことがあったなんて…

アルトポンテの高橋さん

牧場のアイス、アルトポンテの高橋さん。

塩原さん

フェルマータの塩原さん。
Tさんのお話…。

福井さん

ユニビの福井さんも。
まるごみ、こうして始まったんだ。

伏見屋の伏見さん

伏見屋の伏見さん。
今夜は焼鳥、食べたいな。

そして。

千郷さん&竹村くん

ニュースレターの千郷さん&まるふく農場の竹村くん。
お二人ともいい笑顔。 


皆さん自分と同じ船橋で働くひと。
読みながら、僕も地元でもっともっと出来ること・やらなきゃいけないことがあるなと考えた。 

安っぽくなってしまうので、具体的な感想は控えます。

船橋の方、船橋に所縁(ゆかり)のある方はもちろん。 
そうでないひとにも読んで頂きたい本。
できればパラパラではなく、じっくりと。

船橋日和

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