民間図書館をまちに創るNPO、
情報ステーションの新事務所がオープンしたとのことで、お邪魔してきました。

場所は本町通沿い。
船橋駅から歩いて10分ほどのところ。
奇しくも船橋中央図書館のスグそば。

入り口

さり気なさ過ぎて見落としてしまいそうな入り口。

島村写真館のむかい

「島村写真館」さんの向かいあたり。

船橋本町通り街づくり図書館

2階へ登ってドアを開ければ、新事務所。
まだ出来たてという感じ。

本棚

事務所であると同時に、図書館としての役割も。

「ほかの民間図書館に無い、マニアックなラインナップにしたいんですよ。」 

と、NPO代表の岡さん。

新書を中心とし、街づくり・NPO関連の本が多い。
中には船橋の歴史を綴った貴重なものも。

昔のmyふなばし

昔の『my ふなばし』を発見。
今は「マイフナ」の名前で親しまれているタウン誌の前身となった冊子。
こんな歴史があるんだなぁ。
初めて知った。

木村副代表のコーナー

副代表、木村さんのコーナー。
きっと、幅広い層の人に利用してほしいという願いが込められているのだろう。
僕にはページを開く勇気がなかった。

奥は事務作業などを行うデスク。
ここから沢山のアイデアが生まれていく。 


さて理事長席へ。
会社で言えば社長室みたいなもの。

理事長席

「こんにちは。代表の安藤です。」

…。

それにしても黒すぎる自分。

岡代表

フザケてごめんなさい。
こちらが代表の岡さん。

* * *

先日の活動報告会(企業における株主総会に当たる)でのお話を伺っていて。

情報ステーションさんが創ろうとしているのは図書館ではないように感じた。

確かに図書館なんだけど、図書館じゃない。 

私たちが持っている「図書館」のイメージではくくれないもの。 

地域のひとが集まり、地域のひとが創っていく本のある空間。

本を借りるためだけの場所ではない。

岡さんが「本はあくまで媒体です」とおっしゃっていたのが、すごく僕にはストンときた。

岡さんたちは、今までに無いジャンルの場所をつくっている。 

地元の民間図書館に約3年になるけれど、
僕自身がステレオタイプ的な(決まりきったものとしての)「図書館」に囚われすぎていた。

民間図書館は、「図書館」の枠を飛び出した新しい“何か”なんだ。 


現在十数ヶ所の民間図書館、目指すは100館だそう。
どのような形で展開されていくのかとても楽しみ。

NPOの中心メンバーはまだみんな20代。
これからだと思う。


●NPO情報ステーション新事務所

・住所 船橋市本町4-34-13
・電話 047-419-4377
・営業 不定期