今年もやってよかった。来年も続けよう。

いま、そんな気持ちです。


2年前に始めた小学生の読書感想文教室。

船橋北口図書館での感想文教室(20130803)

一昨年は3回。
去年も3回。
そして今年は7回、開かせていただきました。

子どもの夏休み期間で2~3回を予定していたものの。
有りがたく出張のお声がけをいただき、
アワアワしながら7回を終えられてホッとしています。 

いつもの船橋北口図書館で。
ご近所のお家で。
友人のお子さんやお友達と。
高校の同級生の子どもたちと。

今年は地元を飛び出し、柏・浦安・練馬へも。
船橋以外は今年が初。

浦安市の公民館

「スイスイ書ける読書感想文教室」と謳ってはいますが、
実際のところ感想文を上手く書くコツなど無いと考えています。 

それは大人にとっての“上手い”でしか無い。
子どもにとってそれが重要だとは僕は思わない。

しかしそんなことを言ってしまっては元も子もないので。

「どうしてこの本を選んだの?」
「どこが一番好き?」
「どんなお話だったか聴かせてくれる?」 

このような問いを交えながら、
子どもたちが自分で書くお手伝いをすることを心がけています。

「よし、書いてみよう!」という気持ちになってくれること。

ホワイトボード

あとは「こういう風に考えてみたらいいんじゃない?」という投げかけ。

あくまで自分はサポート役。 

柏での感想文教室
(写真はご参加のお母さまより)

拙い説明を一生懸命聴いてくれる姿。 
一心に原稿用紙に向かう姿。 

心打たれます。

浦安での感想文教室

教室が終わったあとも、残って書き続ける子も。


見てきた48それぞれの感想文が作品。
どれもが個性的。

上手い下手ではなく、自分で書き上げたことを褒めてあげたい。


届いてくる添削用のファックス。
一つ一つを読みながら、そのお子さんの顔を思い出す。
子どもが一生懸命書いたのだから、 僕も一生懸命コメントを書いてお返しする。
この時間がすごく好き。

* * *

感想文教室を通じ-
子どもが少しでも自信や達成感を持ってくれれば嬉しい。
お母さんたちがちょっとでも「助かる」と思ってくだされば嬉しい。

ただそれだけです。
自分が好きな作文で役に立てるのだから有り難いこと。 

ご参加のお母さんが教室の感想をブログで書いてくださいました。
→ 「読書感想文と『まるふく農場』さん

“子どもが気持ちよく書き上げることができました”

それだけでもう、大満足です。


そんなお母さん方の「あったらいいな」から、
9月以降も月イチで作文教室を開こうと決心できたり。
一つひとつのご意見がとても貴重であり、原動力。


ある小学校の「夏休みのしおり」を見せていただきました。
感想文の書き方もあったものの、3~4年生にはちょっと難しいなと。
大人の自分でも難しいと感じる内容。

学校で指導しきれない。
そんなカユいところに“ちょっとだけ”手の届く教室になればと想いをこめています。


来年もやります。
小学生の読書感想文教室。
内容もプリントも全部見なおして。
より良いものに。

今年ご参加くださった皆さま。
お声がけくださった皆さま。
そして一緒に作文を書いてくれた子どもたちへ。

ありがとうございます。

自分自身、とても勉強になった全7回でした。