“船橋市内で竜舌蘭の花が咲いている”

との情報をゲットし、さっそく見て来た。
地元の写真愛好家の中ではちょっとした話題になっているそう。


教えてくださったのは喫茶いずみのマスター、伊藤さん。
伊藤さんはホントに「散歩の達人」。
ブログにも面白いものがいっぱい載っている。 


さて竜舌蘭(リュウゼツラン)。
熱帯原産の植物。
お酒が好きな方ならテキーラの原料として耳にしたことがあるかも。
ほかにも繊維から糸ができたり、せっけんになったり。
とても働き者。
 
実際に拝んだことはなく。
ましてやこんな近所に生えているとも思わなかった。 
絶対に見たい。

* * *

向かったのは馬込十字路そばの船橋北消防署(地図)。
船取線沿い。
消防署のすぐ隣に生えていた、竜舌蘭。

竜舌蘭(全体)

デカイ。7~8メートルはある。
目立つから、一発で分かった。

竜舌蘭の葉っぱ

奥に見える巨大なアロエのようなものが竜舌蘭の葉っぱ。
手前の草が邪魔なものの、草むらにグサグサ入る勇気はなく。。。
(ちゃんとした葉っぱの写真はwikiにて)

「竜舌蘭」の名前の由来はこの葉っぱから。
トゲトゲの生えた葉っぱが龍の舌のようだと名付けられたとのこと。
考えてみれば、なかなか夢のある名前。

竜舌蘭

花は独特の形状。
チワチワしていて、可愛らしい。

竜舌蘭のつぼみ

つぼみ。

竜舌蘭の花(アップ)

ニョキッと咲いた花。
 

この竜舌蘭の花。
花が咲くまで30年~50年かかり
それも開花するのは一生に一度だけ
そして花が咲き終わると木は枯れていく…

ロマンを感じずにはいられない。

貴重な瞬間。見られてラッキーだった。

馬込十字路の近くをお通りの際は、ぜひ見てみてください。
今週末がチャンスかも!

(注)“咲くまで30年”は日本の気候の場合

●馬込の竜舌蘭

・場所  船橋市馬込町902 付近  ※船橋北消防署となり
・開花時期 7月中旬~8月上旬頃
・撮影日時 7月25日