心の支えになる一言がある。
つらいことがあっても、まだまだ頑張れる。

今日は仕事のお話。

弊社は損害保険・生命保険、両方の扱いがある。
それぞれ難しさは違うし、お客さまへの提案の仕方も異なる。

特に個人のお客さまが多い生命保険。
商品の特性上、非常に長いスパンでお話することになる。 

「いま2歳のお子さまが大学を卒業される頃には-」
「30年後、60歳になられたときの戻り金は-」

などなど。 

10年20年先は当たり前。
時には50年後のお話をするときもある。

同じ金融商品を扱う銀行や、
生涯の住まいである家を売る住宅営業でも同じことが言える。


ふと考える。

それだけ先の話に、自分は責任が持てているだろうか。

例えば営業担当が変わったとして、商品が消えるわけではない。
引き継ぎが行われて商品は残る。

それでも「何十年も先」の話をしてご納得いただき、
サインを頂戴したのは契約時の担当。

「次の担当に引き継けば良い。」

という姿勢はどうなのだろう。

少なくともそのような気持ちで提案はしたくない。
いいことばかり言っちゃいけない。

契約は入口であって、重要なのはそのあと。 
契約ほしさに話を進めればお客さまは心を閉ざす。さくっと見破られる。
相手のことをどれだけ真剣に考えられるかだ。
人生に関わるという意識。

大手生保のシステムはどうしても営業社員が短期間で多く辞めてしまう。
大量採用、大量辞職。
残ったごく一部のひとが「トップセールス」と呼ばれ、脚光が当てられる。 
いいわるいは別として、そのような仕組みになっている。 


他人の話をしても仕方がない。 

僕は代理店としてできることをする。

それだけ先の話をするからには、覚悟が必要。 

心に刻みたい。 

* * *

自分はまだまだ人間的に未熟な部分が多く、アクも強い。
大先輩たちに比べれば仕事の経験も浅い。

それでも声をかけてくださるくださる方のために頑張ろうと思う。

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先日、嬉しいひとことをいただいた。

心の支えになる言葉。
やっててよかったと思える瞬間。

大切にしたい。