超ローカルな話。
でもすごい。

地元芝山を縦横無尽、忍のように動きまわる男性4人組。

それが「なんてったって芝山」さん。
(以下「なん芝」)

キャプテン船橋2

交代制で書かれている「なん芝」さんのブログ。

何がすごいかと言えば

①ブログを通じてコミュニティができていること。
②口コミ(コメント)からブログ記事が作られていること。 

この2点。
 
シュールなユーモアあふれる文章も好み。
自分はブログに「魔貫光殺砲」とは書けない。
芝山を知らないひとでも、ぷっと笑ってしまうはず。 

そんな「なん芝」さんのブログのすごさ、分析してみました。

* * *

①ブログを通じたコミュニティ

例えば初めてお会いした近所の方。
「なん芝さんのブログを読んでいます」という方が少なくない。

ある日のこと。
数年前、芝山に引っ越してきた方が
「地元の情報はなん芝さんのブログ見て仕入れてます」。

十数年ぶりに再開した中学の同級生。
「なん芝さんのブログ、面白いよねー。」


これって実は驚くべきこと。
地域メディアはたくさんある。紙・Web問わず。

それでもなん芝さんのブログが読まれている。
コンビニの跡地に何ができるかに始まり、
地域に根ざした小売市場の存在意義まで。
地元の面白さを知るキッカケになっている。 

一つのブログが超ローカルな情報が集まる場所になっている。

コメントの数も多い。
「書き手-読み手」だけではなく、読み手同士のコミュニケーションが成立している。

ブログ自体が小さなコミュニティになっている。


②口コミ(コメント)からブログ記事が作られている

定期的にブログを更新されている方ならばお分かりになること。

「書くネタがない」。

自身も経験がある。
(無理しては書かない)

ただでさえ話題を集めるのは大変。
なのに、なん芝さんのブログ記事は「キホン芝山」。
普通に考えればすぐにネタ切れになりそうなもの。

それでも定期更新されている。
それは読者の口コミ(コメント)が常に寄せられているから。

「そんな情報が!ならば行ってみよう」

なん芝さんの行動力あってのもの。
動いてくれない人には情報は寄せない。
コメントの数は、なん芝さんが地元で頼りにされている証。

読者のコメントから記事が作られる。

ブログを介してコミュニティが動く。


ついニヤリとしてしまう文章センスに目がいきがちだけれど、
なん芝さんのブログは一つのコミュニティを提案している。 

僕はそう考えている。

これは全国的に見ても珍しいことだと思う。




http://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/4351869.html