“ソーシャルメディア使ってます”
“ブログ書いてます”
そのような方はとても多いと思う。
今日は冒頭の2つのツールを便宜的にWebとくくる。
実際に対面してのやりとりに対してのWeb。
Webをテーマに、最近感じる2つのポイントについて書いてみる。
①いつも評価されている?
たとえばFacebookに投稿する。
ブログをアップする。
Facebookには「いいね!」機能があり、
ブログではpv(ページビュー/閲覧数)を確認できる。
「いいね」は多いほうが嬉しい。
pvも増えると「お!」と思う。
これらは見てくれたんだ・共感してくれたんだという気持ちによるもの。
自分の発信(行動)を認めてもらえたという喜び。
「いいね!」もpvも数値として現れる。
自分の行動に対し、数値という形で結果が出ること。
これは知らずと「評価されている」という感覚をもたらしているのではないだろうか。
なんとなく「気になる」。
何が気になるかと言えば、数値≒「評価」が気なるのだと思う。
ただ、あまり気にすると疲れてしまう。
よくないけれど重要なことは多い。
「いいね!」には多少、偏りがある(悪いことではない)。
「何を」よりも「誰が」が重視される傾向がある。
バランスをとりながら、気にし過ぎないようにしたい。
言ったことが評価されているわけでもなく、
評価されるために言うわけでもないのだから。
②自分の「こう見られたい」と相手の受けるイメージのギャップ
Webで何を発信するか。
「こう見られたい」
「ここ知ってほしい」
が積み重ねられていく。
○○に興味がある自分。
○○に取り組む自分。
だれだれといる自分。
単純に感動や感情を分かち合いたいという場合も多い。
それも「見てほしい」「共感してほしい」という本能的欲求によるもの。
何を言うかは勿論、
言葉の選び方、発信頻度その他もろもろ。
少なくとも私は気にかける。
ただ、相手の受ける印象はきっと自分の「こう見られたい」とは違う。
ひとりひとり異なる。
相手の受け止めたものがすべて。
Webでは相手との距離が固定されがち。
Webでは相手の印象が硬直しやすい。
要は一度できたイメージが固まりやすい空間。
なんとなく距離を感じてしまうことがある。
知らずのうちに「こんなひとなんだろうなぁ…」と決めつけてしまう。
でも。
Webにあるのは断片的な情報。
見えているのは一部。
会って話してみるとガラっと印象が変わることが少なくない。
Webで見ているより魅力的に感じることが多い。
一気に距離が近づくこともある。
見えなかったところにたくさん気づく。
だから「決めつけ」ないようにしようと思う。
そんなに話していないのに、最近会っていないのに、
イメージで距離をとらないようにする。
思い込みはすごく勿体ない。
Webもいろいろなメディアも道具。
過信したり、気にし過ぎたりしないこと。
自分の目で見て、耳で聴いて、肌で感じたものを大切にすること。
忘れないようにしたい。
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