【2014年10月29日追記】

ダンケシェーンさんは2014年10月で閉店しました。

* * *

ずっと気になっていたお店へ。

ダンケシェーン外観
 
ドイツ居酒屋「ダンケシェーン」さん。

市内一の居酒屋激戦区、船橋駅南口「山口横丁」で
30年続いている老舗。

ダンケシェーン店内
 
お店に入ってまず気になるのが音楽。
流れるのはドイツ・ババリア地方のビアホールミュージック。
アコーディオンをベースにした、ヨーロッパの旅番組でよく聞かれるあの調べ。
“赤レンガの広場で、子どもたちが輪になってフォークダンスを踊っている…"
そんな光景の思い浮かぶ可愛いメロディ。 

木のぬくもりある店内。
なんとなく懐かしい雰囲気。
居酒屋というより、昔ながらの喫茶店にきたような感じ。
小さなドイツ酒場。

見た目はちょっと怖そうな店主さん(上の写真右奥)。
話しかけてみると穏やかで優しい。
もともとドイツ文学を専攻されていて、ドイツが大好きでお店をはじめられたそう。

“店をはじめた時からあるお店、この辺りでは3軒くらいしか残ってないんだ。”

自分のスタイルでやり抜く。続ける。30年。
並々ならぬこと。

* * *

熟練の技が光るメニューを。

お通しのプレッツェル

お通しはプレッツェル。
塩味が効いていて、間違いなくビールが進む。
ドイツ=ビールなのがよく分かる。

“生ビールでいいのかな?”

ドイツ生ビール
 
一杯目はドイツの生ビール。
ぽてっとした白いマグカップで。
濃厚なイメージのあるドイツビール、意外にすっきり。

“とりあえず食べてみて!” 

ソーセージ盛り合わせ

出てきたのはご自慢のソーセージ盛り合わせ。
ピリッとしたチョリソー、タマネギの旨みが詰まった白ソーセージ。
ボリュームがあって、私はこれだけで満足。

調理場

ボイルしてからフライパンで焼いてます。 
アツアツ。

エルディンガー

二杯目は南ドイツのエルディンガービール。
シュッと細長いグラスに泡がこんもり。
どうやったらこんな注ぎ方ができるんだろう…

ほかにもビーフストロガノフやロールキャベツが絶品との地元評。
食べたかったけれど、 ソーセージでおなかいっぱいに。
次にしよう^^

* * *

店主の大河原さんがずっとひとりで続けてこられたダンケシェーン
最近、新しい店員さんが入ったそうです。

ダンケシェーン

親戚の岡田さん。

“もう店を畳もうと思ってたんだけどさ、急にやるなんて言うもんだから…” 

照れくさそうに、でも嬉しそうに語る大河原さん。

苦労して育てて来たものを引き継いでもらえる喜び。 
分かる気がします。
歴史を背負うことも。

四年前、私が母に「いっしょに仕事をする」 と伝えたときも
「へえ~」なんて言いながらやっぱり嬉しそうでした。

この日は岡田さんがいらっしゃらなかったので、また会いに行こう^^
こんどはビーフストロガノフとドイツワイン狙いで。

ダンケシェーン♪
 
 



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