12月がはじまった土曜日の朝。
秋から冬へバトンタッチ。
ふと紅葉が観たくなった。

どこに行こう?
近場がいい。
静かなところがいい。
アンデルセン公園も捨てがたいものの、船橋県民の森へ。

* * * 

同じ市内とは思えないほど多くの自然が残る船橋北部。
だんだん増えていく畑を横目に到着。

並木道

さくり、さくり。
落ち葉を踏みしめながら、
木々が天高く伸びる並木道を歩く。 

思ったほど華やかではない。
それでも、赤や黄色に衣替えした木がちらほら。 
紅葉はどこにあるかな?
宝探しのような気分で進んでいく。

真っ赤な楓

畑のそばの、真っ紅な楓。
深い色合いが渋い。

三色紅葉

緑・赤・黄。
晩秋ならではの組み合わせ。

遠目で眺めたり、車で走りながら見ることの多い紅葉。
近寄ってみるとまた違う美しさがある。 

黄色い楓

黄色い楓は「星のじゅうたん」のよう。 
風にそよぎ波打つさまは、なんとも言えない趣き。

お気に入り

この日一番のお気に入り。
黄色から赤への繊細なグラデーションと、光の当たり具合が好き。 
やっぱり楓は日本の美。

* * *

遠くまで出かけなくても楽しめる紅葉。
雄大な自然もいいけれど、近くの楓も綺麗。

12月上旬はこの辺では鑑賞のラストチャンス。
近所の公園や道端で赤い葉っぱを見つけたときはぜひ近寄って見たい。

のんびり森を歩き、 色とりどりの葉っぱを眺め、気の向くままに写真を撮る。
こんな休日もまた良し。

このところめっきり寒い。
一年で一番好きな十二月。





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