難しいイメージがある「書道」。

それでも日本人だからか、なんとなく心惹かれる書道。 

木枯らし吹く日曜日。
船橋の書道家、柳町繭絹子(やなぎまちまきこ)さんの書道展へ行って来ました。

ちなみに繭絹子さんのお名前はペンネームだと思っていたら本名。
書道家さんらしい、美しいお名前です。

* * * 

会場は茗荷谷のとあるお宅。

会場外観

マンションと勘違いしそうな大きなお家。
ちょっと恐縮しながら、そろそろと中へ。 

柳町繭絹子さん

お迎えくださった書道家の柳町繭絹子さん。
元気な笑顔がいつも素敵です。 
お忙しい中、展示会をご案内いただきました。

床の間

はじめは高尚な印象を受ける床の間の掛け軸から。

与謝野晶子の詩

与謝野晶子の「君死にたまふことなかれ」。
筆で綴られた切ない詩が心を打ちます。

さて、今日のテーマは「くらしの中の書」。

額縁や掛け軸の書も素晴らしいけれど

もっと書道を身近に、誰でも、毎日のくらしに取り入れて。 
 
これが「飾る書道」のコンセプト。 

食卓にある書

食卓に「一炊の夢」。
人生のはかなさを表した言葉だけれど、
なんとなく「炊」→「食への感謝」を連想する食いしん坊な私。
来客があったときに、こんなおもてなしができたらいい。 

テーブル

テーブルクロスの代わりに。
粋。

花

ダイニングに掛けられた書。 

“愛している好き何かしてあげたい それだけでじゅうぶんじゃないの” 

胸を打つストレートなことば。
日本語の美しさ。

19歳のときの短歌

柳町さんが19歳のときに作られた短歌を書におこした作品。
当時の愛するひとへの想いが伝わってきて、ほっこり。

ほかにも書道教室で教えておられる子どもたちの作品が飾ってあったり、
会場で書道体験をされる奥様方がいらしたり。 

いい意味で「展示会らしくない」、にぎやかで楽しい会でした。

お菓子

いただいたお菓子までもが芸術的。


誰でも書ける。
書いたすべてが作品。 
書道がくらしを彩る。
毎日のプラスアルファになる。

そんなことを感じた書道展。

私も久しぶりに筆を持ってみようかと。
教わるなら柳町さんのような先生がいいな^^



 



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