出会いのキッカケは、一枚のクッキー。

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近所のマルシェで見つけたクッキー。

「やぎの郵便屋さん」のクッキー。

こんな物語を感じる手づくり品が好き。

“いったいどんな方が作ったんだろう?”

訊いてみれば、音楽が大好きな喫茶店の店長さん。
それも、ともに音楽家のご両親のご縁ではじめたお店だとか。

なにより目の前で話している方(店長さん)の持つ
「なにか持っていそうな」不思議な魅力。

気になって、たまらず行って来ました^^

* * *

訪ねたのは鎌ヶ谷市の「Lala RU(ララルー)」さん。 

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船橋からスグ。
馬込沢駅から徒歩3分。

まずお店の名前が可愛い。

ララ・ルー。 

ララ・ル~♪

口ずさみたくなる気持ちを抑えながら店内へ。

入り口

店内の全てがツボ。
とにかくかわいい。

窓際の席

そよ風が気持ちいい、窓際の席。

ソファ席

昔ながらのスプリングの座り心地がたまらないソファ。

テーブルとカウンター

アンティーク調のテーブル。

レトロな本

壁に飾られた「むかしの本」。

本棚

自由に読めます。

雑貨

セレクトされた雑貨も素敵。

なんとなく落ち着く、レトロな空間。
ゆっくりとした時間が流れます。

* * *

納得。

“昔の音楽ホールの隣にあった喫茶店をイメージして作ったんです。”

店長の筋野さん

語ってくださったのは、店長の筋野(すじの)さん。

そう。

マルシェでお会いしたクッキーのお姉さん。
このひとの話が聞きたかった^^

ちょっとシャイで
でもすごく素敵な考えを持っていて
とても魅力的。

お母様はオペラ歌手。
お父様は作曲家。

そんなご両親のもとに生まれた筋野さん。
音楽のある毎日とともに育ってきた方。

“地域のひとがホッとできる場所を作りたくて。”

そんな気持ちが店づくりによーく現れてます。


もの作りも大好きで、ライフワークにしているそう。

手づくりお菓子

童謡をモチーフにしたお菓子や雑貨。
どれも愛らしくて、お人柄がカタチになってます。
お会いするキッカケになった、やぎの郵便屋さんのクッキーもお店に。

メニュー

クラフト感たっぷりのメニューもいい。

* * *

何よりも嬉しかったのは

音楽への愛。
ミュージシャンを応援する想い。

“身近なところに生の音楽を楽しめる場所を増やしていきたいんです。”

目をキラキラさせて紡がれる言葉。

自分と全く同じ気持ち。スタンス。
自身は音楽はできないけれど、支えることで応援したい。
そんな熱いハートを持った方。

店内でも不定期でコンサートを開かれています。

“音楽をはじめとした文化に、子どもたちにもっと触れてほしい。” 

ママさんならではの視点も。
 

“文化って、あたりまえの日常をちょっと豊かにするものですよね。” 

本当に同感です。
こんな素敵な考えを持ったひと。
だからこんなにお店も素敵。 

珈琲ゼリー

お互い話しっぱなしだったので、オリジナルコーヒーゼリーでブレイク。

そこにいらしたのは-

お母様の瀬川千里さん

店長の筋野さんのお母様、瀬川千里さん。
オペラ歌手。
今はNPO「童謡文化を広める会」の理事長も務めておられます。

店名の「ララルー」。
もともと お母様が「ララルーという名前の音楽ホールを作りたかった」そうで、
その夢を継いだ筋野さんがその名前の喫茶店をはじめたとのこと。

親子の夢が詰まった「Lala Ru」さん。 
お店そのものがひとつの物語であり、音楽。

“これから船橋でもっと音楽に触れられる場所を作っていきたいです。”

そう話される筋野さん。 

いっしょに何かできたらいいなぁ。

オーガニックコーヒ

珈琲に全く口をつけずに一時間半。
夢中でお話を聴き、私も話していました。

これだけドンピシャでツボにハマる喫茶店も珍しい。

手づくりが好きな方
ホッとできる空間が好きな方
そして音楽が好きな方。

きっとグッと来るお店です。

お子様連れもOK◎
コーヒーもフードも「有機」にこだわった優しい仕上がり。

唄うレトロな喫茶店。
馬込沢のLala Ruさん。
近々また行きます^^

店長の筋野さん

●「
Lala Ru(ララルー)」

・住所 鎌ヶ谷市馬込沢2-16(2F)
・営業 10:30~17:00 ※木&日休み
・メニュー コーヒー/紅茶/ソフトドリンク/ランチメニュー/スイーツなど 
・アクセス 東武野田線「馬込沢」駅より徒歩3分
※車の場合は近くのコインパーキングをご利用ください。 


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