ちょっと意識するだけで、
いつもの料理の写真がグッと美味しそうに。

パエリア

独学で研究中の
美味しそうに撮る「コツ」を今日はご紹介します♪

写真の文章には無い“よさ”。 

それはパッと見で与えるインパクトの強さ。
問答無用で頭を横切る「いいね!」。
写真1枚には2,000ワード分の情報が含まれているとも言われます。

せっかくなら、
料理の写真も上手に撮りたい。
その4つのポイントをまとめました^^

* * *

①全部を一枚の写真に収めようとしない。「今日の主役」を決める。

私の毎朝の定番ごはんを例にとります。
ご飯、みそ汁、焼鮭、ぬかづけ。
典型的な日本人の朝食(ごはん大好き)

失礼を承知で、よくお見かけするのはこんな写真。
雑誌にもよくあります。

焼き魚定食
 
いわゆる「メニュー写真」。
全部を収めようとするあまり、のっぺりした写真に。
どれが主役か分からない。
マズそうではないけれど、ドラマティックではない。

ポイントは「今日の主役」を決めて、その子にスポットを当てること。 

ご飯やみそ汁もいい。
でもやっぱりメインは焼鮭。
鮭を「今日の主役」にすると-

焼き魚定食2
 
鮭だけババンと。
インパクトが出ます。鮭、食ったなと。
個人的にはこちらがベター。
ご飯の白とぬか漬けの緑を隠し味に。
 
また、ご飯を「今日の主役」にすれば 

ご飯が主役

こうなります。
ザ・日本人。
ホカホカの白いご飯が語りかけてくる。

ずらりとならんだバイキングスタイルなど、
あえて全体をいれた方がよい場合も。
ケースバイケース。
ただ、「今日の主役」は大事です。

ちなみに主役は真ん中からちょっとズラすといい感じです。


②真上から撮らない。 

真上から撮ると、やっぱりのっぺり。
再度登場、この写真。

焼き魚定食
 
ちょっと角度をつけてみる。
一番美味しそうな箇所が見える角度。
肉汁があふれている部分、焦げ目など。

角度をつけると、380円の唐揚げもこんなに訴えかけてきます。

楽膳さんの唐揚げ
(楽膳さんにて携帯で) 

真上から撮らない。
一番美味しそうに見える角度を探す。
これもポイント。
彩りのバランスも見る方向で変わってきます。


③意外に接写でOK 

あんまりアップにするとエグいのでは…
心配ご無用、意外にイケます。

ズームインすることで見えてくるもの-

燻製

あふれる肉汁、新鮮な魚のツヤ、あげたて衣のさくさく感…

香り、音まで聞こえてきそう。

接写にはある程度のバランス感覚が必要かもしれません。
しかしながら果敢に攻めて頂きたいです。 

ぜひ接写で◎ 


④撮る料理への愛と感謝。

好きなものほど上手く撮るモチベーションも上がります。
安いもの、どこにでもあるものを美味しそうにとるのが「コツ」なのですが、
それ以前に目の前の一皿への愛がないと。

感謝の気持ちをもって。
いただきます。ごちそうさま。
 
“料理の写真を撮ること自体お行儀が悪いのでは?”
 

そのような場合もあります。
TPOに応じて大人なご判断をお願いいたします。
私は「いいものを伝える」の名のもと、限界にチャレンジします(笑)

* * *

確かに一眼の方がボケ感があって“おしゃれ”に仕上がります。
しかし、携帯カメラでも今は非常に構成なので十分。

ひとに幸せをおすそわけできる写真が好き。 

北習志野の車鮨

美味しそうな写真、たくさん撮りたいですね^^


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