革とカメラ。
大好きなふたつが一度に楽しめるワークショップと聞いて飛びつきました。

手づくりの革製品のお店「二天一流総本舗」さんの“デジカメケースづくり”。
即、申し込み。

味のある素敵なお店とおもしろワークショップをご紹介します。
(ご許可をいただき、撮影いたしました。)

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市川店もある二天一流さん。
この日のワークショップの会場は船橋本店です。

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いつも車で通る国道14号にこんなところがあったとは。

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窓からのぞくレトロなミシンが目印です。

扉をくぐれば、ぷんと革のいい香り。
レザー好きにはたまらない瞬間。

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使い込まれた感じの什器にゆったりと並べられた作品。
(商品ではなく作品と呼ぶのがふさわしい!)

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色とりどりの小物やアクセサリーも充実。
女性ファンが多いのも納得です。
ちょっとした贈り物にもいいですね。

作品はすべて店内奥の工房で手づくりされています。 

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こんどこれ買おうかな…
などと魅入っている場合ではありませんでした。

ワークショップの会場の二階へ。

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趣深いお部屋に無造作に並べられた靴や鞄。
伺ってみると古民家をそのまま店舗として使われているとのこと。
日本家屋と革製品、妙にマッチします。

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作業台。
金槌や糸などいろいろ。
わくわくしてきました。

さっそくデジカメケース作りスタート!

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今回は女性の参加者の方が多かったです。
こだわり派はやはり、オーダーよりも自作なのかもしれません。
左が船橋店の田中さん。
とても気さくな大阪の方です。

まずは「どんなデジカメケースにしたいか」を丁寧に打ち合わせます。
あんなワガママもなんとかしてくれます。(限界はあります)

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デジカメを採寸して紙型を作成。
5日前に入ったばかりというスタッフさん(右)は物腰柔らかでとても親切でした。

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紙型に合わせて革を切ります。
今回使用したのは、使うほどに色味と味が増していくヌメ革。
たくさん使って早く馴染ませたくなります。 

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切った革をざっと水に浸し、好きなカラーの糸で縫う作業。
カスタムも自由自在で、まさに「わたしだけの」作品ができます。

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スタッフさんや他のお客さんとワイワイ話しながら。
ちょっとした失敗が笑いになったりで、これがまた楽しいのです。

あたりがすっかり暗くなった頃。
超不器用な私もなんとか完成にこぎつけました。

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肩ヒモも選べます。

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後ろはこんな感じに。
ゆがんだ窓から覗く液晶もまた良しです。

5時間半、たっぷりお世話になってこの価格。
お金ではなく、あれこれ話しながら自分だけの作品が作れたことに満足です!

手づくりとは「ハンドメイド」の表記ではなく、作り手の顔が見えること。 

改めて教えてくださった二天一流さん。
ちょっと見てみるだけでも楽しいところ。
お気に入りがきっと見つかります。

私はまたワークショップに参加します!

身近にある「人に教えたくなる」お店。
きっともっとあるはずです。

http://blog.livedoor.jp/ando_shinsaku/archives/3685021.html