第3回はいつもに増して「人間味あふれる」マーケティング研究の場となりました。
年末のお忙しい中ご参加下さった皆様に感謝しきりです。

◆日時
2010年12月4日(土)
ルノアール日本橋高島屋前店にて。

◆参加者
・印刷機会…2名
・食品…1名
・保険…1名
計4名

◆トピック
☆メイン-ある「乳幼児食品」のシェア拡大戦略
・子育てにおける「親」の感覚の変化
・子育て支援の在り方
・フィンランドメソッドに学ぶ思考体系
・営業とは何か?
・営業とマーケティング部門の関係性
・上司は変えられるか!?
・モノ作りからコト作りへ-幸せを想像して頂ける商品とサービス
・デザイン力と差別化
ほか

◆次回告知
2011年2月5日(土) 15時~
ルノアール日本橋高島屋

◆◇◆◇◆ 討論内容 ◆◇◆◇◆

はじめてご参加下さった方からのテーマ提示を中心に、少人数の強みを生かした
座談会形式で話が進みました。
3時間弱、全く飽きることない盛り上がり!
前回までの「1人発表5分!」とせわしない進行を見直します。


切り口は「乳幼児食品」です。

子育て中でない限り、触れる事の少ない商品です。
(身近でないが故に、想像力・論理力が必要)
少子化の進む中、現在ひと桁の会社でシェアを争っている状態のマーケットです。

☆討論のポイント…1割に満たないシェアをどう伸ばすか?差別化の方法は?

乳幼児食品を選ぶときのポイントは何か?

何よりもまず「安全」だと思っていました。
アンケート結果では「価格」。
今回の商品(Aとします)の強みは徹底した成分へのこだわり→「安全・安心」という価値との事。
自身を持って「品質では一番です!」と仰っていた所に、皆で活路を見出しました。

取れていない9割よりも、確保している1割に目を向ける。
顧客は何を買っているのか?
⇒「安心」であり、高いものを選んでいるという親としての満足。
答えは「品質」と「プレミアム感のMIX」=高級路線です。
会社での提案に直結!すれば最高です。

ビールやファッションに留まらず、「プレミアム市場」が益々盛り上がっています。
商品のコモディティ化(どれも一緒じゃん!)が進むほどに、人は違うことに価値を見出す
「自分だけ」に満足を見出す…この流れがあると思います。
機械製品や保険も一緒です。

【安売り=価値を落とす】(買いやすくはなる)

値引き・値下げは販売数を上げる最も簡単な方法です。
しかし、コストが一緒ならば利益率を下げ、何よりも顧客に軽く見られてしまいます。
私自身、最近「無料で〇〇」と積極的に言うことは控えています。
流行の「FREE」も、ときとして不信感を生むと考えます。

食品から派生し、子育てや子育て支援の在り方の議論も盛り上がりました。
・離乳食替わりにファミレスのリゾットを食べさせて良いものか?
・躾が将来の社会への適応力に大きく影響する
・子ども手当は一時的な満足を与えるためのもの。すぐに有難味は忘れる。安心して子育てができる環境を!
(麻生政権の1万2千円の現金給付の名前が思い出せますか?)

最後は「乳幼児の食指導×地域活性化×子育て支援」
という夢のあるプランがブレンドされ、これまた素晴らしい成果です。
実現へ向けて準備していきます。

(営業のことなど他にも書きたいことが山ほどありますが…このくらいに。続きは会場で!)

◆◇◆◇◆ 忘年会 ◆◇◆◇◆

今回は魚料理と鍋!
ハイデルベルグ(兼NPOクリーンプリント)のお二人と、アツ~く語りました!!
「紙媒体は人が本能的に五感を使って求めるもの。決してなくならない!」何て発言がでるくらいにHeat Up!
こんな生意気な若輩者に優しく接してくださる先輩方に-感謝感謝です。

★SONY×クリーンプリントさんのコラボ企画は1/14(金)の18:30~です!!

記念に「鮭カマ」

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