一時の感情や流行、便利語に流されずに、物事を客観的に見たい!
常にそう願います。

行動する時もまた然り。
アダムスミスの『道徳感情論』にあるように

“もう一人の自分を以て、自分の正しさ・行動を常にチェックできる”

何事も「一歩退いて」もう一度考える。

これができる人でありたいと強く願います。
知識だけでなく、人間そのものを鍛えねばなりません。
どんな専門知識も、人との関係で成り立つもの。
まず人間関係ありきです。
マイナス面もあります。
慎重になる余り、躊躇いが生まれる。
何より「どこか冷めた」印象を与えがちです。

そう捉えられてしまうのは、まだまだ未熟な証拠。
一歩退いて、が「一線を引いて」になってしまうのですね。
相手に距離感を感じさせてしまっては、信頼されにくくなります。

本来、意識してすることでもないでしょうし、難しいですね…

大切なのはバランス。そして正直であること
そうあるために日々体と心を鍛え、仕事に励み、自分に厳しく生きる。
己を商売とするのであれば、絶対に必要な姿勢。
でもたまには「馬鹿になれる」…そういう人でありたいですね。

正しく生きるとは何か?気になる方にお勧めです↓

道徳感情論〈上〉 (岩波文庫)