本の話です。
ご興味がお有りの方はご一読頂ければ嬉しいです!

古典、良いですよね…。
オススメ本あれば是非コメントにお書き添えください!(古典に限らず)
教えて頂いた本は必ず読みます。

特に岩波文庫(の白:経済/哲学)!
ちょっと時代を感じさせるフォントが堪りません。

どんな新しい理論もほとんど古典がベース。
歴史も学問も積み重ねなので、当然のことなのですね。

従って、どんな新刊でも
「アダムスミスも言っているように…」や「カントの言うところの…」
という表現がしばしば出てくるのは必然。
全部つながっています。

その“言っているように”という前提が分からないことが悔しいのです。
分からないなりに読む。おぼろげに見えてくる。積み重ねる-
前提を理解できてくると面白い!
断片的な情報同士が頭の中で結合し、ストン!と何かが生まれるあの感覚-
まさに知的興奮です!
枠を学ぶ、考え方を考える-そんな感じです。

書かれた時代の歴史的背景にもワクワクするものがあります。
中世の騎士、ギルド、インディアン、密造酒、古代国家、羊飼い、中国四千年の歴史…
歴史に明るいわけではありませんが、
想像の世界の中で現代に通ずる理論が展開されていく様は、さながらタイムトラベル。

以前も書かせて頂きました。今売られている本の99.9%は既にあるもの。
残りの0.1%こそイノベーション・改善だと思っています。
結局は、古典をきちんと読む方が、流行り廃りではなく自分で「考える上」では
近道ではないか-と感じています。

何より文庫はお買い得(笑)

そんなこんなで購入した最新刊がこちら↓ 夢があります!

三銃士〈上〉 (岩波文庫)